どもです、ベアリングのシールドを外すのがすごい苦手な壺です。
830はまだしも現行620と旧620で、えげつない枚数のデザインナイフの替え刃が犠牲になってます…
そのしかばねを超えて、やっとまともにシールドを外す事ができるようになりました。
そもそもシールドを外さない方や、そんなんすぐ外せるのに何をもがいているのか?
という方もいらっしゃるかもしれませんが、壺はいつも知恵の輪を解こうとする猿のようにもがいていましたw
折角なので、猿から人間になれるやり方や使ってる道具などを書いておこうと思います。
…それをやるにもとにかく重たい腰が上がりませんでしたが、少しずつ買い足した620と830がそれなりの数になったので、開始しようと思います。
いかにも開始してるっぽい画像。
基本シールド外しはデザインナイフを使う人が多い気がします。知らんけど。
でも壺は前に、カッターでおもっっくそ指を切ってしまった事があるので、手の至近距離で刃を使って作業するのが若干トラウマです、、
毎度切りそうになるのが怖いので、今回はミシン針を使いました。
それでもズレたら指を突き刺す恐れがあるので、良い子はもちろん大人も細心の注意が必要です。
ベアリングをくるくる回しながら、針が入りやすい所を探します。
壺はこんな感じでベアリングをピンセットに固定して、親指で押さえながら針を刺してシールドを外してます。
外側から引っ掛けて持ち上げると、この通り。コッテリマシマシがご覧になれます。
捲れやすいやつは画像の針の先の辺りの、シールドのゴムが肉厚になっているところを刺して少し持ち上げれば簡単に外せます。
外せたら、シールドは針にくっついてきます。
こんな感じで作業を進めていきます。
シールドには、グリスがたっぷり付いているのでウエスの上に置きましょう。
使ったのは手芸屋さんならどこにでも売っているミシン針。
一般生地用と、薄手用のものを買いましたが、一般生地用で充分使えそうです。
もちろんデザインナイフでもできるけど、差し込みすぎるせいか、すぐ刃が折れたり自分はやりづらいです。
…でも、今画像を撮る為にデザインナイフ使ったけど、現行620のシールド外しやすくなってる気がする。あれ?w
こんな感じでとれます。
手を切らないように、利き手じゃない方だけでも手袋した方がいいと思います。
ちなみに壺は細いデザインナイフではなく、太い方を使っています。細い方はすぐ刃が折れてしまいそうで、、
上が作業後の刃先、下が新品の刃先です。
シールドにうまく引っかからなくなってきたら、滑って危ないので刃の替え時です。
こんだけグリスコテコテなんだから、ベアリングが抵抗なくスムーズに回るはずありませんね。
ただ、脱脂してこのグリスを除去するという事は、ベアリングの寿命を縮めてしまう事になるので、割り切ってベアリングも消耗品と思うようにしましょう。
脱脂をする際は、シールドなしの方が効果が格段に上がります。
シールド外しが苦手な方は、ミシン針を試してみるのをオススメします!
使っていて思いましたが、ミシン針はデザインナイフと比べて弾力があるので、針が折れづらい気がしました。
慣れるまでは手間取るかもしれませんが、動画だと簡単に外せるのが分かりやすいかなと思ったので、(嬉しくなって)ツイートしてみてます。こちらです。
そんな感じで、無事脱脂も終わりです。
お疲れ様でした。